
こんにちは、宗教建築の中でモスクが一番好きなころぱんです。
イスラム教の礼拝堂、「モスク」
世界には美しいモスクが数多く存在します。
日本ではあまり馴染みがありませんが、その独特な美しさは一歩中へ入ると思わず息を飲んでしまうほど。
そんなモスクで、外観から内部までピンク一色の、美しくて可愛いモスクがマレーシアにあります。
マレーシアの「プトラジャヤ」にある、「プトラモスク(通称ピンクモスク)」
(※以下「ピンクモスク」)
実際に自分の目で見るピンクモスクは、写真以上の美しさでした。
今回私たちはクアラルンプール国際空港から行ったので、空港からの行き方と、ピンクモスクの美しさをご紹介します♪
英語: Putra Mosque(プトラモスク)
マレー語:Masjid Putra(マスジッド・プトラ)
【住所】
Persiaran Persekutuan, Presint 1, 62502 Putrajaya, Wilayah Persekutuan Putrajaya, マレーシア
ピンクモスクの他に、マレーシアでおすすめの国立モスク「マスジッドネガラ」にも行ってきたので、気になる方はこちらの記事もどうぞ♪
空港から「ピンクモスク」への行き方
ピンクモスクがある「プトラジャヤ(都市名)」は、クアラルンプール市内とクアラルンプール国際空港の間、少し空港寄りに位置します。
そのため、ピンクモスクに行く方法は、①市内から行く方法と②空港から行く方法の2択。
市内からも離れているため、今後のスケジュールを考えて私たちは空港から市内に向かう途中で行くことにしました。
空港に着いたら、「KLIA ekspres / KLIA transit」のホームに行きます。

チケットは自動券売機でも窓口でも購入可能。

窓口だと係員さんが、「プラットフォームA/B」どちらで乗るのか教えてくれるのでわかりやすかったです。

どちらも「KL Sentral 駅行き」ですが、途中下車する場合は緑色の「KLIA transit」に乗ります。
🚆空港からピンクモスク最寄り駅の「プトラジャヤ・サイバージャヤ(PutraJaya&CyberJaya)駅」までは電車で約30分。

電車は広くて綺麗で快適です。
「Putrajaya & Cyberjaya 駅」到着。

改札出てすぐ目の前にあるドーナツ屋さんで水を購入。



駅は広くて綺麗!
荷物を預けられるコインロッカーまで完備されています。
空港からピンクモスクへ行く場合でも、スーツケースを預けて、手ぶらでモスク観光ができるので超便利!

ロッカーのサイズは、大小の2つ。
私たちは大きいスーツケースと小さいスーツケース、2つ持って行きましたが、大きいロッカー1つに入りました。
[金額](2024年1月時点)
大きいロッカー RM30(約900円)
小さいロッカー RM10(約300円)
ロッカー横にある自動販売機でメダルを買い、ロッカーの料金を支払います。
✅この自動販売機はおつりが出ないので要注意!
細かいお金を持っていなかった私たちは、さらにもう1本、水を購入。
マレーシアはとにかく暑いので、ここで水を買えたのは結果的に良かったです。
✅駅には広めで綺麗なトイレもあるので安心。(トイレットペーパーあり)
荷物をロッカーに預けたら、Grabアプリを使ってタクシーを呼びます。
東南アジアではGrab(自動車配車アプリ)がとっても便利!
駅⇔ピンクモスクは、バスで行くこともできますが、時間が不確かなのでGrab1択と考えて良いでしょう。
🚗駅からピンクモスクまではGrabで約10分、金額はRM8=約250円。
Grabで約10分、首相官邸が見えてきて・・

プトラジャヤ、ピンクモスク前に到着です。
「プトラジャヤ」写真撮影
マレーシアの行政都市「プトラジャヤ」
首相官邸や財務省、裁判所など政府機関が集まる場所です。
13時に着いた私たちは、下調べでモスク内には14時からでないと入れないと思っていたので、先にプトラ広場と首相官邸の写真を撮って観光です。
「プトラ広場(Putra Square)」

プトラジャヤの中心地にある、マレーシアの国旗が立てられた円形の広場。
「Putrajaya」の文字が可愛く、プトラジャヤに来たら外せない写真スポットですね。
後ろに見える首相官邸は、宮殿のような外観が美しい。
中に入ることはできないので外からの写真のみです。

「プトラ広場」と「首相官邸」は、ピンクモスクと併せて観光できるのが嬉しいです。
ただ、とにかく日差しが強くて眩しい!
私たちが行ったときは天気が良く、目を開けていられないほどの強い日差しでした(^_^;)
ここらへんは日陰がないので、帽子や日傘、サングラスなどを持って行くのがおすすめです!

写真を思う存分撮ったところで13時半、ピンクモスクへ行ってみることに。
美しすぎる「ピンクモスク」
ピンクモスクへの入口もすでにピンク色♪


この日は土曜日だったので、13時半でも見学ができました。
モスクに入る際、女性は肌と髪の毛の露出は厳禁なのでローブを着用します。
男性も、短パンやタンクトップの場合はローブ着用。
入口を入って右側に、ローブ無料貸し出しカウンターがあるので、こちらでローブを借ります。

ローブを着て進むと・・
目の前にはピンクモスク(プトラモスク)

可愛いです!
そして美しい!(♡▽♡)

青空とピンクのコントラストがいい感じです。
隣に建つピンク色の立派な「ミナレット」は、ピンクモスクと一緒に写真を撮ると、これもまた素敵。
ミナレットとは
イスラム教では、ムスリム(イスラム教徒)の方々は1日5回礼拝をします。礼拝の時間になると「礼拝の時間ですよ」とお知らせするアザーンを行うための塔。
モスクには必ずあるミナレットですが、モスクによってミナレットのデザインはさまざま。
モスク観光をする際は、ぜひミナレットのデザインにも注目です(^^)
モスクの中へは、靴を脱いで入ります。

ちょうどお祈りの時間でしたが、中に入ることができました。

モスク内の天井や柱は、細部にいたるまでデザインが本当に素敵で感動します。

中央のドームを見上げると、ステンドグラスがとても綺麗。




細かな装飾が本当に美しかったです。
写真を撮りながらじっくりと楽しみました。
モスクの外には広いスペース。
この空間もまた素敵♡


モスクの外からも、首相官邸が見えました。

帰り際に可愛らしいお花を見つけたので、最後にピンクモスクをバックに1枚。

モスク内は扇風機はありますが冷房はなく、ローブを着ていることもあり暑いので、水分補給など暑さ対策はお忘れなく。
思う存分写真を撮ったところで、ピンクモスク周辺を散策。

近くにはプトラジャヤ湖があり、外の景色もきれいです。

ピンクモスク周辺には、お土産屋さんやアイスクリーム屋さんがありました。
私たちは行かなかったのですが、階段を降りたところにフードコートのような場所があり、ゆっくりすることができます 。

この階段を降りた所にフードコートのような場所があります。
プトラ広場での写真撮影、ピンクモスクの外観・内部を楽しみ、周辺を少しぶらぶらして、所要時間はだいたい1時間くらい。
外は日陰が少なく暑いので、サングラスや日傘・帽子などの日差し対策をするのがおすすめです。
ピンクモスク
✅入場料無料
✅女性はローブ着用、男性は短パンの場合は着用
✅モスク内、土足厳禁
モスク観光を終え、市内に向かいます。
🚗モスクから「Putrajaya & Cyberjaya駅」まではGrab
🚆「Putrajaya & Cyberjaya駅」から市内の中心地「KL Sentral 駅」までは電車で向かいます。
「ピンクモスク」を楽しむための「注意点」
ピンクモスク見学時間に注意
モスク内を見学できる時間は限られています。
基本は、お祈りの時間は中に入ることができません。
入口には見学できる時間案内版があるので、ご確認ください。

お祈りの時間にあたった場合は、モスクの外観を楽しんだり、プトラ広場や周辺を観光したり、フードコートのような場所でゆっくりするのもいいかもしれませんね。
服装に気をつけましょう
モスク内に入る際は、肌の露出はNGなのでローブを着用します。
女性は髪の毛も隠すため、フードを被り髪の毛は中にしまってくださいね。
男性は、短パンやタンクトップの場合はローブの着用が必要です。
モスク内は冷房がない上に、ローブを着ていて暑かったり歩きにくかったりします。
ローブを着ない方は、露出する服装や体のシルエットがでる服装は控え、女性はスカーフがあると便利です。
ちなみに私は、記念にローブを着てみたかったので、着れてよかったです( ˶ˆ꒳ˆ˵ )

モスク内での「会話や体制」にも注意が必要
モスク内での大きな声での会話や、寝転がったりする行為も基本NGです。そういった人たちは、どちらも係の方に注意を受けていました。
モスクはあくまでも礼拝堂。
イスラム教徒の方にとって神聖な場所なので、マナーを守って楽しみましょう。

さいごに
今回は、マレーシアはプトラジャヤにある「プトラモスク(通称ピンクモスク)」をご紹介しました。
外観から内部までピンクで統一され、天井や柱の細部までこだわったデザインは本当に素敵です。
また、モスクだけでなく周辺のプトラ広場や首相官邸、プトラジャヤ湖など、都市「プトラジャヤ」を楽しむことができるのも良いですね。
マレーシアに行ったら絶対に行きたい美しすぎる「ピンクモスク」 、自分の目で見た感動は写真以上です。

空港からのアクセスも良いので、トランジットで時間に余裕がある場合にも、ピンクモスク観光はおすすめです。
空港からの行き方含め、参考にしていただけると嬉しいです♪
それではまた★